特別編「手話パフォーマンスをしよう!!」

手話パフォーマンスをしよう!! 平成27年9月22日(祝火) 於 米子市公会堂

平成27年9月22日(祝火)に米子市公会堂で第2回手話パフォーマンス甲子園が開催されました。2度目の挑戦でなんとか鳥取枠をいただいて念願の初出場でした。前日21日にはリハーサルと交流会が行われ、全国から集まった手話を学ぶ高校生と楽しく交流することができました。また、秋篠宮家の次女佳子様も交流会から参加され、各チームから1名がご歓談をさせていただきました。城北チームからは部長の徳吉さんが、立食パーティ中にお話をさせていただき、パフォーマンスの内容等の説明をさせていただきました。その後も徳吉部長は代表で本番へ向けての意気込みを会場で発表するなど、前日から緊張の連続でした。本番は、楽しみながら、お客様にも楽しんでもらおうというテーマの我々のパフォーマンスで会場を和やかなムードに変えることができました。徳吉部長が挑んだ“高速手話”というパフォーマンスも喜んでいただけたように感じました。この2日、本当に夢の夢のような2日間でした。来年もさらに腕を磨いて、見る人たちを楽しませるパフォーマンスができたらいいなと部員一同、想いを新たにしました。来年は上手くいけば徳吉部長は鳥取県登録手話奉仕員になっているはずです。そして1年生部員の岩谷さんも手話奉仕員養成講習会入門編の受講を決めました。日頃磨いた手話の発表の場という位置付けのためにも今後も手話パフォーマンス甲子園に挑戦していきたいと思っています。最後に本校の手話パフォーマンス出場に際し、ご協力いただきました。すべての皆様に心より感謝申し上げます。この体験を通じて生徒たちはまた大きな成長を遂げました。本当にありがとうございました。

 

にゃー!!

にゃー!!

 

パフォーマンスの内容は朗読に合わせた手話と演技です。このパフォーマンスにはボランティア部員6名で挑戦しました。朗読の得意な杉本副部長の読み語りに合わせて、徳吉部長が手話で表現します。そしてそれに合わせて15の登場人物を4人で演じます。見どころは最後のページの早読みに合わせた徳吉部長の“高速手話”と演者のコミカルな動きです。

 

本校のPRも忘れずに。

本校のPRも忘れずに。

 

お話の中に鳥取のPRや本校のPRも織り込みました。これはあきら君の登場シーン。城北高校応援野球帽をかぶり、「鳥取城北高校 甲子園 出場!!」と手話表現をしました。また、おすもうさんの登場シーンでは「逸ノ城、照ノ富士、私たちの先輩!!」と紹介しました。

 

打吹公園団子の「打つ」の手話です。

打吹公園団子の「打つ」の手話です。

 

地元の銘菓も紹介しました。登場するたびにコミカルな演技で会場を沸かせる瀬戸川くんです。「打吹団子、おいしくて有名!!」と表現しました。

 

のみのジャーンプ!!

のみのジャーンプ!!

 

瀬戸川くんはダンスが得意です。昨年は手話ダンスで一次審査に挑みましたが、落選でした。今年はステージ狭しといきいきと飛び跳ねます。瀬戸川くんの役のうちの1つ、のみのぴこは最多の15回の登場です。その都度バリエーションを変えて登場しました。

 

朗読はコンビ2年目のこの2人

朗読はコンビ2年目のこの2人

 

朗読と手話の担当はコンビ2年目のこの2人です。本校の文化祭での講演会手話でもコンビを組んでいます。2人の練習を重ね、息もぴったりです。

 

演技を終えて。

演技を終えて。

 

ステージパフォーマンスを終えて、徳吉部長が司会の早瀬さんと今井さんの質問に答えます。手話奉仕員養成講習会で毎週手話の学習をしていることについて尋ねられ、手話の学習が楽しいと答えていました。早瀬さんに「何か手話をやってみて」と言われた徳吉部長は自己紹介をし、会場から拍手をいただきました。

 

司会の早瀬憲太郎さんと今井絵理子さん。

司会の早瀬憲太郎さんと今井絵理子さん。

 

ボランティア部の部長として、この手話パフォーマンス甲子園関係で多くの取材を受けてきた部長の徳吉さん、もうすっかり度胸もついてきました。「緊張しましたぁ。」という徳吉部長に早瀬さんは「全然緊張しているように見えなかったよ、楽しんで発表しているように見えたよ。」と言ってくださいました。

 

パフォーマンスを終えた後の表情は最高!!

パフォーマンスを終えた後の表情は最高!!

 

パフォーマンスを終えた直後のみんなの挨拶です。みんなのやり切った表情が印象的です。6月の予選動画投稿から長い間取り組んできました。その間も地域の様々な場所に出かけ、ボランティア活動を行ってきた6人です。この大会を通じて、ろう者の仲間も多く増えました。今後も楽しく交流していきたいと思います。城北高校ボランティア部を応援してくださったすべての皆さま「ありがとうございましたー!!」