「モンキー高野の全てを魅せます」講演会で手話パフォーマンス 令和元年10月20日(日) 於 鳥取市人権交流プラザ

毎年恒例の東部手話サークル連絡協議会主催のイベントが行われ、前座で手話パフォーマンスを披露させていただきました。今年のゲストはモンキー高野さんでした。モンキー高野さんは現在手話サークル「フレンズ」の代表の方で、両親、妹ともに耳の聞こえない家庭に育ちました。子どもの頃から心は男性、身体は女性のトランスジェンダーでしたが、高校生からは女性として振る舞い一般企業に就職されました。31歳で性同一障害と診断されました。趣味はものまね、旅で講演ではサルのものまねやインドの旅での珍道中を表情豊かな手話でおもしろおかしく語られました。手話通訳はパートナーの方がされていて息の合った通訳でした。聞こえる人も聞こえない人も同時に笑うことができ会場は盛り上がりました。

今年の手話パフォーマンスはコント「手話サークル」です。手話通訳で難しいことのひとつに数字の表し方があります。年代や様々な数値などをさっと表現できないといけません。そこで、みんなで数字の表し方を練習しよう!というコントです。

最後は池田綾子さんの「数え歌」の手話歌を披露しました。歌詞に様々な国の数え方が入っているこの歌に手話での数え方も取り入れ、手話も1つのろう者の文化であり、互いの文化を理解し、一緒に歌うことで隔たりのない世界を作ろうというメッセージを込めました。このイベントは手話サークルに通う方々の集まりでみんなが手話ができるため、曲や字幕に合わせて一緒に手話歌を歌ってくださいました。

イベント終了後はたくさんのろう者の方々と手話で交流することができました。

11月30日(土)には “ とりアート ” というイベントでこの演目の最後の発表を行います。その後は来年の出場を目指して新しい演目の準備に入ります。引き続きたくさんのろう者の方と交流を続け、手話表現を学びながら頑張っていきます。

東部手話サークル連絡協議会の皆様、ありがとうございました!!