特別編「手話パフォーマンス甲子園 優勝目指して頑張ろう!!」

第3回全国高校生手話パフォーマンス甲子園出場 平成28年9月25日(日) 於 倉吉未来中心

 

第1回の全国高校生手話パフォーマンス甲子園は動画審査で落選でした。第2回大会では鳥取枠をいただき何とか本選に進ませていただくことができました。そして第3回、まずは動画審査突破に向け、第2回大会直後から練習を開始し、見事予選10位通過で本選出場を果たしました。しかし、頑張ってきた生徒たちは10位では納得していません。予選動画3分から本選では8分間の演技になります。予選合格後からさらに1カ月練習し、本選での好成績を目指してチーム一丸となって取り組みました。そして本番を迎え、最終結果は12位でした。指導者含めみんなで大変悔しい思いをしましたが、城北高校らしい演技ができたと思っています。すでに来年度へ向けて動き出しています。鳥取県の手話奉仕員養成講習会入門編にも新たに3名が参加しました。来年もさらにパワーアップした楽しい演目で登場する予定ですので引き続きご声援のほどよろしくお願いいたします。

 

徳吉部長へのインタビュー

徳吉部長へのインタビュー

 

本番までにたくさんの取材を受けましたが最後はやっぱりNHK鳥取の上田キャスター、しかも生放送!!徳吉部長が1年生、手話パフォーマンス甲子園初挑戦の時から取材してくださっています。そして今年は徳吉部長の最後の年、生放送当日までに上田キャスターは何度も本校に足を運んでくださり、1日練習にも付き合ってくださるなど、想いを込めて丁寧な取材をしてくださいました。

 

手話指導者レミーさんも登場

手話指導者レミーさんも登場

 

オリジナルの演目の見どころを余すところなく生放送の数分間に詰め込んでいただきました。この日は9月23日(金)、倉吉に出発する前日でした。強力な応援団に後押しされ、みんな自信を持って大会に向かうことができました。
本当にありがとうございました。

 

こらー!!航貴っ!!

こらー!!航貴っ!!

 

コント「忍者学校」はそれぞれの個性を持つ生徒たちが手話の持つ不思議な力で世の中を笑顔に変えるために修行に励むストーリーです。おっちょこちょいなコミカルな動きで人々を笑顔に変える航貴くん。いつも葵先生に怒られています。

 

忍術“心変わりの術”

忍術“心変わりの術”

 

そんな航貴くんを真面目な航貴くんに変えるために忍者学校の忍術ナンバー1生徒である綾乃が“心変わりの術”をかけます。2人羽織の要領で「まじめ~」などの手話を繰り出すと航貴くんの表情が変わっていきます。

 

城北アイラブユー!!

城北アイラブユー!!

 

さていよいよ忍者学校の授業が始まり、葵先生に命じられた2人が“合言葉”を練習します。2人で1つの言葉を手話で表現します。「手話で繋がる仲間作り、城北、アイ・ラブ・ユー」息のあった2人に葵先生もよしよしと太鼓判!!

 

「未来へ続くこの道を感謝を持って行動する」

「未来へ続くこの道を感謝を持って行動する」

 

そこへ曲者が登場!いつも強くなりたいと精神修行をなまけがちな千佳に葵先生は戦ってこいと命じます。案の定、刀は飛ばされ、絶対絶命のピンチに!!そこで実夢先輩が毎朝繰り返し行っている忍者学校の理念を手話で表現すると、その動きが敵をかく乱、見事敵を倒してしまいます。手話の力に驚く千佳。

 

笑顔~!

笑顔~!

 

仲間になった曲者の汰一くんも一緒に最後は会場全体に“心変わりの術”をかけます。笑顔~!!で会場は笑顔に。

 

最後は全員で。

最後は全員で。

 

最後は再度ナレーション役の2名も登場し、全員でアイラブユー!!今年はこの8名で頑張ってきました。先生役の葵さんは3年生なので最後の舞台でした。残りのメンバーはまた来年も第4回全国高校生手話パフォーマンス甲子園に挑戦します。このメンバーは鳥取県手話奉仕員養成講習会に4名が通っています。来年には手話の技術も上がりさらにパワーアップしたパフォーマンスができると思います。

 

最後のインタビューは航貴くん

最後のインタビューは航貴くん

 

2年生の綾乃さん、実夢さん、航貴くんは手話パフォーマンス甲子園2回目の出場です。今大会は3年生部長の葵さんだけではなく要所要所でこの3人にも出番を設けました。交流会で佳子さまとのご歓談には綾乃さん、交流会での学校代表の抱負発表には実夢さん、そして本番終了後の司会者からの質問の答える役には航貴くんを指名しました。実はパフォーマンスよりもこの役に緊張していた航貴くん。これまで受けた様々な取材の内容をノートにまとめ、どんな質問にも対応しようと意気込んでいました。この大会ではこの3名の大きな成長が見られました。
いよいよ来年は最上級生です。チーム鳥取城北をしっかりまとめ、来年は今年以上の成績が収められるように期待しています。