米子鳥取間駅伝を振り返って【前編】

 いよいよ都大路、全国高校駅伝まであと9日と迫ってまいりました。明日・明後日は最後の土日となり、保護者の皆様にもお越しいただいて全国高校駅伝決起会も予定されております。選手区間配置も4区間が確定いたしました。鳥取はここ数日とても冷え込みましたから、引き続き体調管理とピーキングを第一に日々大切に丁寧に過ごしたいと思います。

(全国高校駅伝に向けた、ポイント練習スタート前の登録メンバー達)

 

 さて、11月に行われた各種駅伝の大会報告を行っています。前々回の更新では、全国高校駅伝の出場権を獲得し、3連覇を達成した県高校駅伝の記事を掲載いたしました。URLは以下です。

 

https://www.tottori-johoku.ed.jp/club-report/show/ekiden/1201

 

 本日は、その次の週11月11日(土)、12日(日)に実施された米子ー鳥取間駅伝についての記事です。

まずは結果をお伝えいたします。

初日 Aチーム          
区間 距離 選手 記録 総合区間順位 高校区間順位
1 11.1km 竹山 朝陽 0:35:40 7 1
2 8.7km 藤原 拓海 0:28:12 4 2
3 6.2km 田辺 恒大(連) 0:20:54 3 2
4 8.5km 林本 涼 0:27:03 3 3
5 5.9km 山根 鉄朗(連) 0:18:24 1 1
6 6.4km 西尾 将樹 0:21:11 6 3
7 11.5km 村上 功多 0:40:44 9 5
初日 58.3km   3:12:08 総合3位 高校2位
           
最終日 Aチーム        
区間 距離 選手 記録 総合区間順位 高校区間順位
8 8.4km 中井 啓太 0:26:56 2 2
9 6.4km 山根 鉄朗(連) 0:20:22 1 1
10 9.3km 南後 海里 0:31:20 1 1
11 8.9km 下田 洸瑠 0:29:45 3 2
12 5.1km 車井 隆太 0:17:05 3 1
13 10.5km 西原 大貴 0:36:14 3 1
14 5.8km 田辺 恒大(連) 0:18:12 2 1
最終日 54.4km   2:59:54 総合1位 高校1位
通算 112.7km   6:12:02 総合2位 高校1位
           
初日 Bチーム          
区間 距離 選手 記録 総合区間順位 高校区間順位
1 11.1km 山中 大介 0:39:07 26 5
2 8.7km 松岡 壮 0:31:50 25 6
3 6.2km 山根 優菜 0:24:48 35 6
4 8.5km 山根 拓海 0:29:13 12 5
5 5.9km 赤堀 仁美 0:22:36 24 6
6 6.4km 松井 沙羅 0:24:37 22 6
7 11.5km 濵橋 雅幸 0:39:55 5 4
初日 58.3km   3:32:06 総合19位 高校6位
           
最終日 Bチーム        
区間 距離 選手 記録 総合区間順位 高校区間順位
1 8.4km 濱野 航 0:29:15 14 5
2 6.4km 坂田 こころ 0:26:16 39 5
3 9.3km 湯栗 健太 0:34:33 10 5
4 8.9km 山下 敬輝 0:33:08 14 4
5 5.1km 有本 光玖 0:21:37 36 5
6 10.5km 脇田 力 0:42:00 25 5
7 5.8km 西垣 創真 0:19:49 13 4
最終日 54.4km   3:26:38 総合19位 高校5位
通算 112.7km   6:58:44 総合17位 高校5位

 

 

 Aチームはおよそ2分半の差で、惜しくも総合優勝は逃しましたが、県内高校の部で3連覇を飾ることが出来ました。

 Bチームは女子駅伝部の選手たちの力も借り、自分たちの力を発揮してくれました。

 

(鳥取県庁ゴール後、Aチームの記念撮影)

 

(最終日、総合首位で県庁にゴールするアンカー田辺)

 

 この、米子鳥取間駅伝の記事につきましては選手たちのコメントを掲載します。

次回と2回に分けて掲載したいと思います。

 

 

Aチーム 1区 竹山 朝陽(2年)

 

6km過ぎまで先頭と走っていた。7kmくらいから置いていかれた。少し粘れたけど粘り切れないところがあった。各チームのエースと並んで走って、自分の成長を感じたし、今後もさらに高いところを目指したいと思った。来年も一区を走りたい気持ちもあるし、13区で今年の西原さんの記録を超えてみたいとも思う。

 

 

 

Bチーム 1区 山中 大介(2年)

 

一区を任してもらえるとは思っていなかった。4kmを過ぎて海岸沿いの向かい風で自分の走りに集中できずズルズルといってしまった。事前のイメージと違ったレースになってしまい、それに対応していく力も自分にはまだない。レース後半、メンタル面で負けてしまうレースが続いているので普段の練習からその課題を克服していきたい。来年はまずはAチームに食い込んで、長距離区間を走れるようになっていきたい。同じ2年の竹山や中井にも勝って、「城北の中で1番を目指す」と1年から言ってきているので有言実行できるようにしたい。

 

 

 

Bチーム 2区 松岡 壮(3年)

 

Aチーム同区間の藤原が他校エースに負けたくないと話していたので、自分も藤原にこれぐらいではいきたいと

目標の話しをしていた。山中から「すいません」と言われて渡されたので何人か抜いてやろうと思った。が、体の状態が万全ではなく登りの対応が出来なかった。長い距離を走るのが不安だったので次の走者につなげて嬉しかった。3年目にして鳥取で一番大きな駅伝に初めて出ることができ、3人くらい抜いて走れたことも嬉しかった。

 

 

 

Aチーム 6区 西尾 将樹(3年)

 

走り終わって自分の力の無さを痛感した。最初は目標のタイムで走れていたが、後半になってタイムも落ち、緊張で体も硬くなってしまっていた。一定のペースで走れず、ロードでのペース感覚がつかめていなかったことが悪かった、後輩たちには今後、その力を磨いてほしい。1年の時、米鳥間でメダルをもらっているAチームの選手たちを見て、「ああ、自分もAチームで走ってメダルをもらって新聞にも載りたい」と思っていた。Aチームでやっと走れたという思いがある。プレッシャーも感じたけどそれ以上にタスキを渡したときの嬉しさがあった。

 

 

 (Aチーム 今大会が復帰レースとなった山根鉄朗から西尾将樹への3年生リレー)

 

 

 

Aチーム 11区 下田 洸瑠(2年)

 

初めの方は下りもあってスピードに乗れたが、アップダウンの激しい区間で中盤スピードが落ちてしまった。大幅に落とすことは無かったが、最後の直線で上げるというプラン通りのレースが出来なかった。来年も、短い距離というよりは長距離区間を走りたい。南後さんが走って自分に渡してくれた10区を走ってみたい。

 

 

 

Aチーム 12区 車井 隆太(2年)

 

自分の区間が一番短く、先生が一番走りやすい区間に配置してくれたのだと思った。故障明けで多少不安があったが、トップで来ると信じていたので自分が差を広げられるようにという気持ちで走った。結果はそんなに良くなかったが、次の区間で西原さんが待っていてくれたからラストスパートも頑張れたし、安心してタスキを渡すことが出来た。来年は西原さんが走ったエース区間の13区で他チームに差を作れるような走りがしたい。

 

 

 

Bチーム 14区 西垣 創真(3年)

脚の状態からして記録は狙えなかったから、県庁ゴールということもあって、腕にも書いていたけど「記録よりも記憶に残るレース」をしようと思った。応援してくれる人が多くて、一番いい区間を走らせてもらえた。楽しく走れたし、記憶に残るレースが出来た。

 

(Bチーム 西垣 創真、長く続く脚の違和感と向き合いながらも自分の走力を元の状態へ引き上げていった)

 

 

米子鳥取間駅伝は、学校Facebookでも取り上げられています。ぜひご覧ください。

 

https://www.facebook.com/tottorijohoku/posts/1506898309392829